同室避難について

「ペットと一緒に避難」が
原則
って
知っていますか?

いつ、どこで起こるかわからない災害。緊急時の避難は、「ペットも一緒」が原則です。
しかし中には日頃の防災対策が充分ではない方や、
被災時にペットを手放してしまう方も。
一次避難として自治体などで保護された場合は生活が整い次第、
迎えに行く必要があります。

災害時のペットと避難の現状

2016年熊本地震の場合

  • 保護収容した、放浪状態のペット数 犬1094頭 猫1405頭
  • その内、元の飼い主が見つかった頭数と返還できた頭数 犬400頭 猫11頭

出典

悲しいことですが、ペットを置き去りにしてしまう飼い主も少なくない現状です。
ペットはただ「可愛い」だけではなく、人間と同じ命ある生き物。
災害など不測な事態が起こった時、動物は自分の力だけではどうすることもできません。

人間がしっかりサポートをして、大切な命を守っていきましょう。

「同行避難」「同伴避難」 と
「同室避難」

  • 同行避難 ペットと一緒に避難所など、安全な場所まで避難すること。
  • 同伴避難 飼い主とペットが同じ場所で避難生活を送ること。※必ずしも同室で過ごせるわけではなく、生活スペースは異なる場合が多い。
  • 同室避難 飼い主とペットが同じ安全な室内で避難生活を送ること。

どうして同室避難が必要なの?

  • それぞれ違う場所への避難だと、飼い主・ペット双方のストレスが溜まってしまう可能性がある

  • せっかく命が助かっても、安心できる環境じゃないと精神的なダメージで寿命が縮まってしまうかもしれない

  • お互いの様子が見えないと、ペットの食事や体調が気にかかって安らぐことができない

  • 飼い主だけが避難してしまうことで、「自分だけがここに来ていいのか」と葛藤が生まれる

りく・なつ同室避難
推進プロジェクト
の想い

伍代夏子・陸(りく)

(りく)

ペットは大切な家族です。
災害時に避難する際、ペットだからといって、置き去りにはしたくありません。

しかしながら、東日本大震災など大きな災害が発生した際、ペットや家畜などの動物が見殺しにされてしまった事実もあります。
助けることが叶わなかったことで自分の生きがいや癒しが奪われ、心にぽっかり大きな穴が空いてしまった方も多くいらっしゃいます。

家族の一員であるペットを見殺しにするような避難は、もうこの先あってはいけない。
そんな悲しいことが起こらないようにと願いを込めて、このプロジェクトを立ち上げました。

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